プラスアルファのスキル習得に励みましょう

担当するプロジェクトに関する技術だけでも習得するのが大変なITエンジニアですが、実は一般的なITスキル以外にもプラスアルファの知識を身に付けた方が良いと言われています。

現在安定的に需要があるのは、サーバ系やネットワーク系のエンジニアで、特にシステム構築の分野で求人数が増えています。しかし、システム構築はある程度整ってしまえばあとは運用していくだけですので、今後も求人が増え続ける見込みはありません。

一方で、情報セキュリティに関連した分野も堅調に業績が伸びてきています。個人情報保護法が全面施行されたことが背景にあると考えられます、このように時代の流れに合わせて、情報革新が早いIT業界では、一つの分野に専念してしまうと、その分野が衰退してしまった時にすぐに仕事がなくなってしまう懸念があります。

近年、法令順守やコンプライアンスが重要視されてきていることから、ITエンジニアも企業法務や知的財産権に関する知識を身に付ける人が少なからず増えています。システム面からの経営改革だけでなく、内部統制など違った視点から会社の内部改革を進めることができる二刀流のIT人材を求める企業が増えているのです。

自分の得意分野を核としてもち、プラスアルファのスキルで仕事の幅を広げていくのが賢いITエンジニアの仕事の仕方だといえます。転職をする際にも、ITスキルだけでなくもう一つ何かスキルを習得していた方が有利になる場合も多いため、どの企業にも通用する汎用性のある知識を身に付けておくのが良いでしょう。

フリーランスは休日を有効活用しましょう

仕事が休みの日はリフレッシュして心と体を休ませることが大切ですが、時には自分のスキルアップのために時間を割かなくてはいけない時もあります。フリーランスにとって、新たなスキルを習得することは、報酬アップにも繋がる大切な過程となるためです。

例えば、休日にセミナーに通う人もいます。近頃はオンラインのセミナーも増えてきましたが、会場に通うことでリアルなフリーランス仲間と知り合うことができ、孤独を感じやすいフリーランスのストレス解消の場として使われることもあるようです。セミナーで知り合ったフリーランス仲間とランチに行ったりして情報収集をすることで、仕事にも役立ちます。

また、本屋さんや図書館に行き、仕事に使える知識を広げるのもフリーランスの休日あるあるです。そういった場所に行くことで、仕事のアイディアが閃くこともあるため、フリーランスにとっては大切な時間なのです。

もしSNSやブログで発信する形のフリーランスであれば、休日にネタ探しに出かけることも多いでしょう。常に新しい情報を更新し続けることで、新たな仕事が舞い込んでくる可能性がありますので、発信し続けることが鍵になるためです。

時間の自由が効くフリーランスだからこそ、お休みの日はしっかり確保したいものです。休日にも仕事のことを考えてしまっては、オンとオフの境目がなくなってしまいそうですが、仕事に関する情報収集さえも楽しめるようになれば、楽しく仕事に取り組むことができるのではないでしょうか。
>>関連サイト:『気になる!フリーランスの休日事情